12月22日(月)配信 りくらぼ株式会社 代表 坂野志起
2018年に高校卒業後、人材派遣会社にて派遣スタッフの登録・管理を担当。2022年4月までの4年間勤務。その後、2022年5月に前職である人材紹介会社へ転職し、営業成績1位を獲得。その後、2023年6月にりくらぼ株式会社を設立し、現在に至る。
眞鍋:以前笠井信輔さんがパーソナリティを務めていた昨年11月にご出演されていますが、1年ぶりのご登場です。改めてどのような会社か伺いたいのですが、主な仕事内容は人材紹介事業になるのですよね。
坂野:そうです。
眞鍋:人材紹介事業も幅広いですが、主にどういった業界で人材紹介をしているのですか?
坂野:弊社は何か業界に特化したビジネスではなく総合型という形で、世の中のほぼすべての職業を対象に求人のご紹介をしたり、面接対策を行ったりと、求職者の方と接点を持たせてもらっています。
眞鍋:幅広くやってらっしゃるのですね。あと、人材紹介事業の他にも企画開発などもやっていらっしゃると伺いました。
坂野:これも人材業界に特化したサービスにはなるのですが、IT系の事業として、システムや便利ツールの企画から開発までを行っています。
眞鍋:それは人材紹介のための業界で使えるデータベースやツールということですか?
坂野:おっしゃる通りです。
眞鍋:この事業内容の中にあるARM (Auto Resume Maker)が気になったのですが、これはどういうものでしょうか?
坂野:これは求職者向けのサービスになります。最近は職務経歴書の作成で苦戦する方がすごく多いです。そのため、そういった方のためにAIのサポートを利用しながら、スマホ一台で簡単に作成できるというサービスになっています。
眞鍋:求職者がアプリを利用して就職活動できるということですか?
坂野:できます。
眞鍋:私は芸能関係の仕事しかしてないので履歴書は書いたことがないのですが、私も履歴書を簡単に作ることはできたりしますか?
坂野:そうですね。弊社のサービスの特徴としては、今までの経験した職種をタグという形で選択をしていきます。その選択をもとにAIが文章を生成してくれます。さらにそこから自分らしい要素を足すこともできますので、オリジナリティにあふれた文章を作成することができます。
眞鍋:まさにAIが相談相手ですね!
坂野:そうですね。

眞鍋:良い感じの履歴書になりますか?
坂野:よくあるAIだとどうしても汎用的な文章が生成されてしまうケースがすごく多いのですが、弊社のAIは開発段階から手がけており、生年月日や学歴などのプロフィール情報もデータとして参照しながら作成します。そのため、本当に人間が作ったような文章が生成できるようになっています。
眞鍋:採用する側が見ても「これAIで作ったな」と思わずに、熱意が伝わる履歴書が出来上がるのですね。それはやはり人材紹介事業を長くやっているりくらぼさんのノウハウがあるからこそ、そのAIが開発できたということですね。
坂野:だいたい年間約3万件の履歴書・職務経歴書を見ていますので、そのデータを基盤として今のツールを開発したという形になっています。
眞鍋:3万件はすごいですね。私もすごく興味あるのですが、サイトに登録したら誰でも使えるのですか?
坂野:会員登録が必要にはなるのですが、全部無料で作成できるようになっています。
眞鍋:無料なのですね。利用しているお客様の声などは届きますか?
坂野:そうですね。ユーザーからご意見いただくこともすごく多いのですが、弊社はユーザーの声をそのままできる限り反映をさせていくというのを意識しています。これまで「ここが操作性悪い」などユーザー目線の意見をいただくことも多く、その意見をサービスに導入してきました。ありがたいことに今は「おかげで転職活動がうまくいきました」という意見をいただく機会がすごく多くなりました。
眞鍋:人材紹介事業の中でも革新的なサービスですね。
坂野:こういったサービスがあるおかげで求職者の方も精神的なストレスがなく転職活動に挑めるようになったため、よりこのサービスがどんどん普及していけば、求職者の方が別のことに時間を割けるようになってくると思っています。
眞鍋:そうですよね。そしてこれまで履歴書を書く作業を手伝っていたスタッフさんの手間も省くことができますよね。
坂野:そうですね。
眞鍋:そして、今度新しく始めたプロジェクトで、RPAシステムというのがあると伺いました。
坂野:RPAというのはよく業界的に使われている言葉で、簡単に言うとロボットの自動化みたいなものです。求職者が一般的に就職活動をするときは求人を検索して、気になる求人があれば応募をしてという形で進めていきますよね。そして応募があった企業側は、その応募を手動で確認をして、リアクションを起こすという流れになります。ただどうしても人が作業を行うため、夜間や長期休暇などは、応募の確認が一切できずに、応募から数日経ってしまうというケースも多く発生します。そのため、応募があったタイミングでリアルタイムでアクションが取れるサービスを開発しました。
眞鍋:それでは、休みの日に対応をしている人は休めないのではないでしょうか?
坂野:実は、ロボットが完全に自動で対応してくれるようになっています。弊社のオフィスでも24時間、1台パソコンがずっと起動し続けているものがあり、そのパソコンが応募を受信して、応募があったタイミングで処理をしていくというイメージになっています。
眞鍋:具体的にはどういう処理をしてくれるのですか?
坂野:メールやSMS、公式LINEなどで求職者の方にアクションを起こし、面接の日程まで調整してくれるようになっています。

眞鍋:日程までですか?
坂野:そうです。
眞鍋:面接は企業側の予定と調整する必要があると思うのですが、どのように行っているのですか?
坂野:ロボットに自動でカレンダー機能を読み込ませることで、カレンダーで空いている時間帯を求職者の方に提示をして、求職者の方がそこから時間を選択し、日程調整が完了するというような流れになっています。
眞鍋:企業側の空き枠が更新されていて、そこから日程を選んでいくのですね。この機能は、よくあるチャットボットとは全然違う考え方ですね。
坂野:求職者によって仕様を変えることもできますので、履歴書・職務経歴書を先に提出してもらうケースもあれば、先に面接の日程だけを決めて、面接当日までに履歴書・職務経歴書を出していただくケースもあります。
眞鍋:それも自分で選択できるのですか?
坂野:そうです。
眞鍋:例えば、求職活動をしたいと急に思って深夜2時に送っても、返事はあるのでしょうか?
坂野:あります。
眞鍋:それはちょっとびっくりですね。”思い立ったが吉日”の人にはものすごくいいですよね。
坂野:特にお仕事を辞めずに転職活動をしたいという方になると、どうしても時間が取れるのが夜間になってきます。ただ夜間は企業側がお休み中ですので、なかなか調整がスムーズにいかないケースが多いです。そういった課題を解決できるサービスになっています。
眞鍋:なるほど。やはり今までこの業界の課題だった部分なのでしょうか?
坂野:様々な声を企業様からいただくのですが、よく「応募があったけど連絡をしたら、もう他で内定がでたため辞退するケースがある」と言われます。この問題の一番大きな要因が、求職者と企業側のタイムラグです。タイムラグを解決することで、企業サイドとしてもスムーズに連携が取れますし、応募の取り逃しもなくなります。求職者サイドからしても自分自身が動ける時間帯で転職活動を進めることができますので、双方にとってメリットがあるサービスにはなると思います。
眞鍋:お話を伺って、革命的なシステムだなと思いました。よくお仕事などはタイミングが合わなければ「ご縁がなかった」と言いますよね。このシステムがあれば、ご縁も引き寄せられそうですね。
坂野:掴み取るという形ですね。
眞鍋:人材紹介事業は、一般の人から見るとなかなか見えづらい部分がある業界だと思うのですが、今日お話を伺って、このようなお仕事をしているのだなとわかりました。私自身もすごくためになるお話でした。今日はありがとうございました。
坂野:ありがとうございました。

