8月26日(月)配信 株式会社マジェスティ 代表取締役社長 長谷川浩美
新潟市生まれ。高校卒業後、BSN電子計算センター(現株式会社BSNアイネット)に入社。その後、大手美容室カットイン、ユアーズ統括マネージャー、大手インプラントクリニック支店長を歴任し、大手育毛サロンとして独立する。1996年3月に創業と2001年6月に設立。東京で毛髪専門AGAクリニックを開院。毛髪の専門医とともに20年以上にわたりトータルスカルプケアを研究開発及び探求し、多くの顧客に対して施術および発毛実績を築いてきた。FM新潟775のラジオ番組では毎週毛髪に関わる質問・雑談コーナーを担当している。
笠井:株式会社マジェスティ、どういった会社でしょうか?
長谷川:元々、AGA、髪の毛を25年前ぐらいからずっとやっていて。その他に、商品面でも最高のものを提供したいということで、立命館大学のインキュベータセンターとR&Dに研究所を置いています。
笠井:育毛に関しての研究所があるんですね。
長谷川:そうです。研究を始めたのが十数年前ですね。そこから始まって、医療を応用した、誰でも実感できる頭皮エッセンスをお客様に安心して使ってもらい、なおかつしっかりと結果を自分で確認できるものを提供したいってことで、やらせていただいてます。今は頭皮のエッセンス、育毛剤から始まって、それらを応用した化粧品も作りました。
笠井:育毛という髪の毛の分野から始まって、事業が広がっていっていると。そもそも経歴を拝見すると、高校卒業後、電子計算センターに入社されてますが、その後大手の美容室の統括マネージャーをやられて、大手のインプラントクリニックの支店長を歴任して、大手育毛サロンとして独立。美容室から歯医者さんまでやられた?
長谷川:インプラントは歯ではなく髪の毛を植えることもインプラントって言うんです。一般的に植毛というと、すごく重たい感じがしますよね。だから今ではインプラント。だけど、私の時代は自毛植毛からスタートしていて、でもその仕上がりに納得できないような状態があったんですね。これじゃどうにもならないと、全く悩みの解決にもならないし、お金は高いし、正直言ったらクレームもあるし、これではお客さんは救えないということで、一回そこを退職して、自分で独立したんです。
笠井:それで東京で育毛専門のAGAクリニックを開院されたんですね。このAGA、いわゆる医療で脱毛をカバーしていくってことですか?
長谷川:医療で脱毛をカバーしていけばそれで満足なんだなと思ってたんですけども、新規のお客さんがいらっしゃって、求めているものは医療だけではないんだっていうことがわかって。結論としては、自分で実感があるかどうかっていうところが全て、これがフィックスできるのかどうかっていうところにフォーカスしたんですね。良いものは良いと私は認めたいし、ダメなものを良いように見せかけてイメージで売るということは、これは私のポリシーとしては絶対できないし、スタッフもみんな同じ思いでやってるので。
笠井:それで研究所も作られて、ご自身なりに効果のある商品を実現できているわけですか?
長谷川:やっと実現できました。ただそれが、いいのか悪いのかとジャッジをするのは私たちじゃなく、ペーパーの結果でもなく、お客さんに実感してもらえるのかどうなのか、ここが1番大事です。なので、そこから3年半、4年かけて800人以上の方に使ってもらって、これは本当にいいよって評価をいただいてやっと販売し始めたんです。D+TRADと言うんですけども、
笠井:ホームページを拝見しましたが、私は、結果が出せない商品については疑問に思っております。結果を出すことを通じて皆様に貢献してまいりますと、はっきりと明言されてますよね。
長谷川:そうです。データで出た自己満足じゃなく、800人以上の方がどういう実感値を持ったのかっていうのを全部一対一でカウンセリングして、自分で見て、自分で判断してもらっています。
笠井:実際、お客さんの反応はいかがですか?
長谷川:めちゃめちゃいいです。本当に。ここ最近なんですけども、D+TRADを使っているお客様に対してアンケートを取ったんですね。どういう状況で使ってらっしゃるのかな、どういう気持ちなのかなっていうアンケートを取ったところ、人に勧めたいと答えた方が8割だったんです。
笠井:すごい、自分の髪の毛に良い影響が出てるっていう実感があるということ。となると、マジェスティの企業理念はどんなとこにあるんですか?
長谷川:やっぱりカウンセリングをいくらしていても、お客さんは本音を言わないことが多いです。まず言わないです。最初は初対面でどこまで本音を言ってくれるのかなんてわからないですし。やっぱりお客さんの見えない気持ちに寄り添っていくというのが私の信念であり、会社のやり方です。
笠井:これからの未来へのビジョン、どんなことをお考えですか?
長谷川:これがハードルが高くて、今もう私、3回ぐらい失敗してるんだけど、一番多いリクエストが、白髪なんですよ。白髪をなんとかグレーにしたいとか、少し黒くしたいとか、染めるんじゃなく根本的に変えたいと。エッセンスのようなもので改善していく製品を作ってほしいってリクエストがものすごく多いので、これを今がっつりやってます。今までも他の製品とずっと並行してやってきたんですけども、もう本当に3回ぐらい失敗してるんです。使ってもらって結果が出ないものを、いかにも良かったみたいな感じで売るわけにはいかないので。
笠井:少し良くなるくらいで商品として出すことはしないと。3回失敗したから、もうこれはちょっと商売としては出来ないなと思ってやめることはないんですか?
長谷川:諦められないです。やっぱり今まで協力してくれた方に対してどこまで頑張れるのかって言ったら、誰が限界決めてるんだって話なので。私はもう自分の限界は決めないとしています。なので、10回に10回失敗したら、その時は本当にごめんなさいと。失敗した時はもうそのまま言うので。
笠井:でも、世の中何度も失敗した先で出来上がった開発品っていくつもありますよね。
長谷川:と、私は信じています。
笠井:となると、今マジェスティが頑張ってらっしゃる白髪改善商品は何合目ぐらいまで来てるって実感ですか?
長谷川:1回今までずっとやってた考え方をリセットしたんですよ。なので、今はフェーズワンです。多分シックスぐらいで、ある程度みんなが満足できるところまでいけるのではないでしょうか。
笠井:長谷川社長の話を聞いてると、今頑張ってらっしゃる白髪の改善商品も実現しそうな気がいたします。すごいチャレンジャーであるということがよくわかりました。
長谷川:本当にスタッフのおかげなので。やってみないとわからないですが、乗りかけた船はやりきらないとダメですよね。