1月26日配信回
2026.01.26

1月26日(月)配信 株式会社INA 代表取締役 稲圭介

略歴

1979年生まれ。中央大学法学部卒業後、2001年に住友不動産販売株式会社に入社。入社直後に社内新人王を獲得。その後、前人未到となる10年21期連続「社内優秀賞」を受賞し、全国営業マンランキング第1位・最優秀賞を獲得。都心・神奈川の営業センターにて売買・賃貸併設店所長経験後、田園都市線・小田急沿線ブロック長拝命。2020年に株式会社INAを設立。

眞鍋:稲さんは、私と多分同世代ですよね。大学卒業後ずっと不動産のお仕事をされてきたのでしょうか?

稲:そうですね。大学卒業後は大手の財閥系の不動産会社に新卒で入り、不動産の売買仲介という仕事をしていました。

眞鍋:私も同世代だから思うのですが、ものすごい就職氷河期だったじゃないですか。その中で不動産を選ばれたのはなぜでしょうか?

稲:責任の大きな仕事に挑戦したいという思いがあり、不動産は人生で最も高額な商品を扱う仕事の一つだったので選びました。

新卒で入った時は、厳しい環境で、自分で考えるということを非常に求められた時代だったので、自ら考え行動することを強く求められる環境でした。その経験が、現在の仕事観の基礎になっています。

眞鍋:株式会社INAを設立されたのが2020年、およそ5年前ですね。きっかけはなんでしょうか?

稲:ずっと大手に勤めていまして、色んな職員たちが配下にいましたが、どうしても大所帯になればなるほど、組織が大きくなるほど、本音で議論する難しさも感じていました。

もっと率直に意見を交わしながら仕事ができる環境をつくりたいと考えたのがきっかけでした。

眞鍋:大手の不動産に勤められた20年間は、相当激動の時代でもあったと思います。それを経て、どういった会社がご自身の理想だったのでしょうか?

稲:時代が変わるにつれて、不動産に対するお客様の考え方も大きく変わってきたと感じています。以前のように「とりあえず大手に相談する」という流れだけではなく、誰に相談するか、どんな提案をしてもらえるかが重視される時代になってきました。

「大手だから選ばれる」という時代から、営業力や提案力そのものが問われる時代に変わってきている中で、もっと自分のカラーを出しながら、お客様にしっかり寄り添える会社をつくりたいと思うようになったんです。

もともと人と関わることが好きで、いろいろな業種や価値観に触れながら仕事をしたいという想いがありました。ただ、大手企業だとどうしても組織の中だけで人間関係が完結してしまう部分もあります。

もっと幅広い業界の方々から情報や刺激をもらい、それを現場でお客様への提案に活かしていきたい。そんな仕事がしたいと思い、覚悟を決めて独立しました。

眞鍋: 株式会社INAの不動産会社としての特色はどういったところでしょうか?

稲:今までの経験値に基づいて、お客様の理想を弊社に相談すれば、お客様の理想をワンストップで実現できる体制づくりを目指しています。

今は買い取り事業にも非常に力を入れていまして、一件一件のニーズに合った施工や、ローン、そういったことも全部弊社にご相談いただければ、理想の形をご提供できるような会社に成長しているかなという風に思っています。

眞鍋:そこまで広く相談にのってくれる不動産会社は、今まではあまりなかったのでしょうか?

稲:弊社ではお客様のニーズに沿って、例えば、最初は中古でご相談いただいても、他にもこういう商品がありますよとか、こういうものも作れますよといった仲介と買取り両方での提案ができます。資金計画なども必要なので、安心感を感じていただけるよう、うちに相談すれば色んな商品の中から選ぶことができる、そんな会社を今作っている最中です。

眞鍋:今後特に力入れていきたいと思う分野はありますか?

稲:世界に比べて日本の不動産の価値はまだまだ低く評価されているなと現場では感じています。日本の技術力は世界の先端を行っていると思いますが、世界の不動産価格や相場からすると、日本の不動産はまだまだ価値が低いと思います。もっと日本の技術力を駆使して、世界の方々が来てもすごいと思うような、何より日本の方々がいいと思うようなものを業界として提供していければ、強い業界になってくると思っています。今後はそこに力を入れていきたいと思います。

眞鍋:日本の不動産は、家を戸建てで建てるとすると、本当に何十年とかで建物の価値が0になってしまうと聞きますが、海外だと100年、200年が当たり前だったりしますよね、地震のあるなしもあるのでしょうが。

稲:ですが、ここ数年で業界のレベルは上がって来ていると思います。20年前に取り扱った戸建てと今の戸建てを比べると、段違いによくなっています。安全性、デザイン性含めて、こだわればこだわった分だけ、技術力は非常に上がっていると思います。

眞鍋:車などは中古になれば価値が一気に下がってしまうもの、中古になっても下がらないものがありますが、家でもそういったケースは出てくるのでしょうか?

稲:今後はそういうものが増えてくると思います。今はAIも含めていろんな情報ソースがあり、お客様の知識も増えていますから、いい意味で個性があって差別化できるものが増えていけば、それが中古の流通に移った時にも価値としても高まっていくと考えています。今後そういうものが増えてくるように、買い取り事業や、新築の建売事業も作っていきたいと思います。

眞鍋:会社の雰囲気はどのような感じですか?

稲:若い会社ですから、僕が代表なので、やってやるぞ。という挑戦の意識を持っている人間が頑張ってくれている会社だと思います。極力いろんなことを自分で考えて、苦労してもそれを突破するような。パワーを持って頑張ってほしいという形でサポートしています。

眞鍋:今お仕事されていて、一番嬉しい瞬間はなんでしょうか?

稲:挑戦という言葉が好きで、苦労は多いですけど、挑戦して結果を出した時に喜んでいる社員の姿を見ることが、僕の中では一番嬉しいです。

眞鍋:ありがとうございました。