10月21日配信回
2024.10.21

10月21日(月)配信 株式会社Linkry 代表取締役社長 小倉秋登

略歴

1997年生まれ。上智大学経済学部経済学科卒業。大学4年で、内定先のITベンチャー企業にて人材の新規事業責任者に就任し、新規事業立ち上げを経験。その後、新卒で某ITベンチャーに入社し、引き続き新規事業責任者として、人材の新規事業立ち上げを経験。2021年1月に独立。個人事業主として、人材事業・教育事業・営業コンサルティング事業・営業代行事業を立ち上げる。2022年7月、株式会社Linkry設立。現在は営業コンサルティング・営業代行事業を中心に行う。

笠井:お若いですけど、おいくつでいらっしゃいますか?

小倉:26歳です。

笠井:うちの番組のゲストで最年少かもしれません。株式会社Linkryの仕事はどんなお仕事ですか?

小倉:弊社は主にBtoBのインサイドセールスに特化した営業コンサルティング、営業代行、いわゆる営業支援をしている会社です。今までにスタートアップから上場企業まで約60社以上の支援をしております。

笠井:何人ぐらいの会社なんですか?

小倉:15名程度のメンバーがいます。

笠井:経歴を拝見しますと、上智大学経済学部を卒業されて、そのあとITベンチャー企業に内定を貰い、人材の新規事業責任者に就任と書いてありますが、これは内定の時にそうなったんですか?

小倉:そうです。内定と同時に新規事業の責任者として内定をいただいてます。

笠井:さすがITベンチャーだね。それはどんなお仕事だったんですか?

小倉:主に就活支援をしていて、大学生の新卒の子たちの就活支援で、就活イベントをやったりとか、新卒の人材紹介をしたりとか、そういうことをやってました。

笠井:つまり、若い人が若い気持ちをつかんでいくっていうことですね。実際に仕事はどうでしたか?

小倉:もちろん僕は大学生からそのままジョインしたので、営業もマネジメントもしたことないところからだったので、最初は手探り状態で。でもとりあえず外で営業してこいみたいな感じの会社だったので、とにかく実践。実践を積んで、営業力とかマネジメント力をつけていったという形でした。

笠井:責任者だからといって、デスクに座って指示をするわけじゃなくて、自分で動いてお客さんを見つけてっていうね。飛び込み営業的なことも経験して、責任者といいながらも、地道な営業活動で鍛えられた。責任者としての責任みたいなものもありましたか?

小倉:最初は僕1人の部署だったので、1人で営業するといっても人が足りないじゃないですか。その時に社長に言われたのが、人が欲しいんだったら自分で採用しろって。自分で採用活動をして、入ってきた人のマネジメントをして、売り上げを上げていくという形でした。

笠井:それは何歳ですか?

小倉:22歳の時でした。

笠井:やはり大企業とは全然違う仕事の仕方というか、チャレンジングな生き方ですね。そこから独立したのは何年後ですか?

小倉:新卒1年目の終わり、12月にその会社を辞めて独立したので、23歳の時ですかね。

笠井:61歳の私からは考えられない決断力と行動力というか、もうベンチャーそのものじゃないですか。それこそ今いるベンチャーで重役になってからやるとかじゃなくて、もう独立しようっていうね。

小倉:元々僕も0から1を作りたいとか、将来独立したいっていう想いがあってベンチャー企業に入っていたので。

笠井:新しい生き方であり、ビジネスの形でありますよね。そもそも起業したいという思いは強かったんですか?

小倉:そうですね。元々大学1年生の時に、友達といろんなサプライズの代行サービスをやっていました。例えば、サプライズがしたい一般の方に対して、どういうサプライズの仕方がいいのかとか、どういうプレゼントを渡したらいいのかみたいなところの相談に乗ってあげるということをやっていまして。

笠井:サプライズコンサルティングじゃないですか。

小倉:でも大学1年生だったんで、やり方もわからず、全然うまくいかなくて、半年ぐらいで辞めてしまって。その後、大学2年生の時にサークルの立ち上げをして、それがまあまあうまくいって、1年間で120人くらいいる大きなサークルになりました。

笠井:学内起業家というか、学生起業家のマインドで学生時代を過ごしてらっしゃったんですね。独立しようと決めた決断のきっかけ、動機はなんだったんですか?

小倉:いろんな経営者の方と話していく中で、いつ独立するんだって結構毎日のように言われて。僕はまだまだ新卒1年目だったんで、やはり迷いがありました。でも、結構いろんな方に後押しされて、1回独立してチャレンジしてみようかなと思い、決断しました。

笠井:そして独立して株式会社Linkryを立ち上げた。営業代行というのはどういう仕事になりますか?

小倉:弊社の場合、基本的にテレアポをやっているんです。企業さんにお電話をして、弊社こういうサービス取り扱ってるんですけど、興味ありますか?って見込み顧客を獲得していくようなものをやっています。

笠井:いわゆる電話営業を主にやっていらっしゃる。Linkryなりの特色というか、他社との違いはどんなとこにあるんでしょうか?

小倉:弊社のメンバー全員、過去にテレアポの経験がある人のみで構成してます。なので、全員が即戦力。すぐにアポイントを出しますというところでやらせてもらってます。

笠井:外から見てるとすごい困難なお仕事のように感じますけども、プロがやると違うわけですね。

小倉:成果が上がらないとお客さんから契約を切られてしまうことももちろんあるので、毎日しっかり成果出していかないといけないよね、という話はよく社内でもさせてもらっています。

笠井:しかも自分の会社のものではなくて、クライアントさんの物を売るという、間接的な営業じゃありませんか。どんなところに気をつけるんですか?

小倉:まずは自社商材ではないので、しっかりその会社さんのサービスを理解することが大事だと思っています。

笠井:仕事をする上で大切にしてること、企業理念はどんなところにありますか?

小倉:Linkryって名前の由来でもあるんですけど、Link×Tryを大事にしてます。繋がりと挑戦。企業理念としては、あらゆる繋がりを創出して、挑戦する人を増やして支援していく。

笠井:チャレンジには失敗も付き物じゃないですか。社長自身も失敗してきていますか?

小倉:たくさんしてきました。僕が新卒で入った時、就活支援の仕事を始めた時が2020年なので、ちょうどコロナの緊急事態宣言の時で、就活イベントができなくなったりとか、新卒採用取らないっていう時代だったんです。そういう時代だったので、売り上げも上がらず。やはりそこはすごい苦戦しましたね。

笠井:でもそういう中で、失敗からどんな学びがあるわけですか?

小倉:数々失敗してきた中で、挑戦しなければその先に成功はないと思ってるんですね。なので、何回失敗しても何回も立ち上がる。挑戦し続けることがすごく大事だなと思っています。

笠井:仕事をしていて楽しい瞬間はどんな瞬間ですか?

小倉:弊社がアポイントを獲得して、そこから実際に契約に繋がったりとか、お客様の売り上げに繋がった時が、クライアントの売り上げや、企業成長に貢献できたりするので、その瞬間はすごい嬉しいですね。

笠井:Linkryの未来へのビジョンを教えてください。

小倉:弊社のビジョンとしては、人と人、人と企業、企業と企業をつなぐインフラになることを目指してます。